鉄フライパンがくっつく原因は?くっつかずに調理をするコツ4選

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鉄フライパンを買ってみたけど、食材がくっついて料理できない!

初めて鉄フライパンを使うと、今までのフライパンと扱い方が違いくっついてしまいがち。

でも、くっつく原因のほとんどはこの4つなんです。

  • フライパンがしっかり熱されていない
  • 油がフライパンになじんでいない
  • 調理中の火力が強すぎる
  • 汚れが落ちずに残っている

この4つをおさえれば、本当にお料理が快適だし美味しくなります!

  • 初めて鉄フライパンを使ってみたけど、上手に使えない。
  • 鉄フライパンは使ってみたいけど、お手入れが面倒そう。

そんな方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

私が使っている鉄フライパン

▶KEYUKAの卵焼き器をレビュー|初めての鉄フライパンとしておすすめな理由

パール金属燕三条製鉄フライパン26cm|The鉄HB-2403購入|シーズニング不要って本当?

鉄フライパンがくっつく原因はこの4つ

鉄フライパンは、表面にくっつきにくくする加工(テフロン加工)がされていません。

そのため、表面に加工されているものと同じ使い方をしてしまうと食材がくっついてしまいます。

食材がくっついてしまう場合は、以下のことをやってみましょう。

使用する前に鉄フライパンをしっかり加熱しよう

鉄フライパンの表面の温度が低いと食材がくっつきやすくなるので、事前にしっかりと加熱しましょう。

加熱が不足するとくっつく理由は、加熱することで起きる食材の変化のためです。

でんぷん質(ご飯や麺)は60度以上で糊状に変化し、タンパク質(肉や魚)は50度以上で金属にくっつく熱凝着という化学反応を起こします。

これらの変化を起こす前に、しっかりと焼き切ってしまえば鉄フライパンにもくっつかなくなるということなんです。

加熱する目安は、鉄フライパンから白い煙が立つくらいまで。

だいたい180度が目安と言われています。

↑まだ白い煙は少し。もっと目で見てわかるくらいまで加熱します。

こうして加熱した鉄フライパンでこんがり焼いた食材は、どれも驚くほど美味しく仕上がります。

皮目をしっかり焼いた鶏肉、焼き目が美しい野菜は、それだけで立派なお料理。

お料理を始める前にしっかりと鉄フライパンを温めましょう!

鉄フライパンに油をなじませておく

鉄フライパンを購入すると、最初に「油ならし」をするよう説明されると思います。

これは、表面加工の代わりに油でくっつきにくくなるようコーティングするから。

最初に油ならしをしても、しばらくの間油はしっかりめに塗る必要があります。

多めの油を入れて全体にしっかりと馴染ませます。

入れすぎくらいがちょうど良く、余った油はオイルポットに戻せばよいだけ。

これを繰り返していくうちに、鉄フライパンの表面に油の膜ができてくっつきにくくなります

鉄フライパンで最初に調理するなら、脂を含んだお肉を焼いてみるのもおすすめ!

皮目から鶏肉をこんがり焼いたり、ウインナーをパリッとするまで焼くことができて、くっつきにくいので、とっても良い練習になりますよ。

調理中の火力は弱めをこころがけて

調理前は白い煙が立つほど加熱しなくちゃいけなかったけど、調理中は加熱しすぎはダメ!

一度加熱された鉄は蓄熱性が高いので、食材まで加熱しすぎてしまいます。

加熱しすぎると今度は焦げ付いてしまうので、火は中火くらいで十分。

油が温まったら火力は弱めるようにすると、うまくいきます。

温度が下がらず焦げ付きそうな食材を調理するなら、一度鉄フライパンを濡れた布巾の上に置いてみて。

少し温度を下げれば、焦げ付きが抑えられます。

私のように卵焼き器を使っている方は、卵液をフライパンに流したら濡れた布巾の上へ!

玉子焼きが焦げ付かずふんわりと焼くことができますよ。

180度まで温まっていれば、食材を入れてもくっつく温度にまで下がることはありませんが、冷凍したご飯やお肉などは事前に解凍しておきましょう。

汚れが落ちずに残っている

調理していると、毎回同じところばかりくっついたりしていませんか?

その原因は、汚れが落ちていなかったことが考えられます。

汚れが残っていると、そこが焦げ付いてさらに食材がこびりついてしまうんです。

なので、ブラシやたわしでしっかりと汚れを落としましょう。

↑100均(セリア)で購入したブラシで何も付けずゴシゴシ洗っています。

洗剤を使っても良いですが、今までの油の膜も剥がれてしまうので私は使っていません。

(洗剤を使用した後は必ず油を塗って保管します)

落ちない汚れは、加熱して焼き切ってしまうとブラシで簡単に落ちるので試してみてください。

また、調理後鉄フライパンを放置するのは厳禁!

錆の原因になるし、汚れも落ちにくくなってしまいます。

調理が終わったら、すぐに洗い流してしまいましょう。

鉄フライパンは調理後のお手入れでくっつかなくなる

調理後しっかり洗い流したら、鉄フライパンは加熱して水分を吹き飛ばせば乾燥機いらず!

その後油を薄く伸ばしておけば、洗い流した油の膜を修復できます。

私はキッチンペーパーで油を塗っています。

こうすれば余分な油がつかず、保管時も気になりません。

表面加工されたフライパンだと、使っているうちにコーティングが剥がれてくっついてきますよね。

結局すぐに買い替えが必要になってしまいますが、鉄フライパンは違います!

油の膜を調理前にも調理後にもなじませていくので、どんどんくっつきにくくなるんです。

そのため、何年も同じフライパンを使い続けることができてとってもエコ!

鉄フライパンがくっつく原因4つを覚えておこう!

鉄フライパンがくっつく原因は4つ

  • フライパンがしっかり熱されていない
  • 油がフライパンになじんでいない
  • 調理中の火力が強すぎる
  • 汚れが落ちずに残っている

この4つを注意すれば、食材がくっつかずに鉄フライパンを使うことができます。

一度使い慣れてしまえば、買い替えもせずに長く使うことができるので、ぜひ使ってみてくださいね!

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