梅雨の季節になるとスーパーに並ぶ青梅。
ずっと憧れていた梅仕事に初めて挑戦しました。
ズボラで時間がない!とか言っているワーママなのに、こんな手間のかかることできるの!?
って思っていたのですが、簡単に始められる方法を母に教えてもらいました。
それが、冷凍梅を使った方法です。
通常よりも下ごしらえが簡単で、早くできあがります。
暑い夏にさっぱりとした梅ジュースを楽しむため、一緒に梅シロップ作ってみませんか?
冷凍梅で作る梅シロップの作り方
さっそく梅シロップの作り方を紹介します。
まずは材料からです。
〈材料〉
- 青梅 800g
- 氷砂糖 800g
- お酢 50ml
今回私が用意した瓶は2Lだったので、梅も氷砂糖も800gにしました。
詰めれば1kg入ったと思いますが、少し余裕をもたせています。
梅を漬ける時に使った瓶は、セラーメイトの2L瓶。
梅シロップや梅酒作りにぴったりな商品で、口は広く洗いやすい、パッキン付きでしっかり閉まるのがおすすめです。
梅は酸が強いので、ガラスが無難ですよ。
青梅の下ごしらえから
梅を漬け込む前に、梅の下ごしらえが必要です。
まず、しっかり洗った梅のヘタを竹串を使って取り除きます。
理由はヘタが残っていると、渋みが出てしまうから。
冷凍しない場合は、鍋で水から煮てアクを抜く必要があります。
冷凍すればその時間は丸々カットできちゃいますよ!
後は、水分をしっかり拭き取ったら下ごしらえは完了!
あとはジップ袋に入れて冷蔵庫に24時間入れるだけです。
梅と氷砂糖の瓶詰め
梅が完全に凍ったら、瓶詰めのスタートです!
瓶は完全に乾燥したもの・消毒したものを使いましょう。
梅は解凍しないでそのまま使います。
霜がついてしまっていても、あまり気にしなくて大丈夫!
大きな氷だけ取り除いてますが、表面の細かい霜は取らずにそのまま入れちゃいました!
詰める時は、梅→氷砂糖→梅→氷砂糖と順番に層にしていきます。
最後まで詰めたら、お酢を入れて発酵を予防して完成!
お酢は50ML入れましたが、仕上がったものはお酢の味は全くしませんでした。
もしさっぱりとした味わいがお好きな方は、もう少しお酢を多めに入れても◎!
氷砂糖が溶けてきたら瓶をクルクル回して混ぜる
梅のエキスが出て、氷砂糖が溶けてきたら毎日瓶をクルクル混ぜます。
砂糖が溶けやすくなるし、梅がシロップに浸かっていると発酵しないため。
冷凍することで細胞が壊れ、梅のエキスが通常よりも出やすいので、1週間もあれば梅がシワシワになってきますよ。
梅エキスが出たら取り出して煮沸して保存
梅がシワシワになったら、瓶から梅を取り出します。
シロップはそのまま冷蔵庫に入れて・・・・・・
でもいいのですが、梅のシーズンは腐ったりするのが怖いので、風味が落ちるかもしれませんが一度加熱させてから保存しました。
錆びたりしないように、梅シロップはホーローの鍋で加熱します。
沸騰させないように気をつけて、ふつふつとした状態で2〜3分加熱して冷まし、冷蔵庫に保管します。
1l入るボトルに7〜8割入りました!
残った梅や、漬けたあとの梅はジャムにして全部いただきます!
梅シロップが発酵してしまった場合の対処方法はこちらです。
冷凍梅で梅シロップ作りは初めてさんにぴったり!
手間がかかるし、1日に何度も瓶を混ぜたりして大変だと思っていた梅シロップ作り。
冷凍梅なら、その手間も最小限で済ませます。
下ごしらえの段階でアク抜きをして、生のまま漬けた方が風味が良いのかもしれませんが、初心者で梅を漬けてみたい私にはピッタリな方法でした。
もし、梅を漬ける「丁寧なくらし」に憧れたあなたもぜひ、梅シロップ作りに挑戦してみてくださいね!
梅シロップが発酵してしまったときの対処法はこちら